一般社団法人ZEH推進協議会(東京都港区)は、地域ビルダーによるLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅の普及を進め、ゼロ炭素化社会に向けての活動を一層加速する。この取り組みは、国土交通省の2017年度の「第2回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択されている。
LCCM住宅認定5つ星の取得をベースに、長期優良住宅、耐震等級3、ZEH基準を上回る外皮性能など、高い性能の住宅を供給していく。LCCM住宅200棟を対象に1棟あたり最大180万円の補助金が受けられる。
LCCM住宅の建築経験がある工務店による支援等の体制を整えることで、全国の地域ビルダーへの水平展開を図っていく。同協議会では、「LCCM住宅の先導と普及の両面から、ゼロ炭素社会を実現する活動の役に立てるよう取り組んでいく」とコメントを発表した。
プロジェクト提案概要は、下表のとおり。
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