SUVACO(東京都港区)と扶桑社(東京都港区)が運営するリノベーション専門情報サイト「リノベりす」は12月21日、「人気リノベーション事例ランキング2017」を発表した。
2017年に同サイトに公開されたリノベーション事例の中から、人気の高かった上位10位をランキングしたもの。無垢材に、モルタルやアイアンなどさまざまな素材を調和させることで、オンリーワンの世界観を実現した事例が多く、「異素材のミックス」が今年の注目キーワードとしてあげられている。
1位は、東京リノベの「壁式構造のマンションでも叶う モルタル床に光を取りいれた、素材を楽しむ上質リノベーション」が獲得。間取りの変更が難しい構造でも、床をモルタルで統一し、透明ガラスの建具を使うことで十分な採光と風通しを確保。古材を組み合わせた室内は、落ち着いた大人スタイルとなっている(写真下)。
2位は、スタイル工房の「築49年の中古住宅が新築同等の性能に!しかも、おしゃれに大変身」だった。古い日本家屋の雰囲気を生かしながら、建物の基礎・耐震・断熱などを補強し、性能をグレードアップ。新旧の素材がしっくりと馴染む、安心で安全な住まいに生まれ変わっている。
3位は、Cuestudio(キュースタジオ)の「好きなものをたっぷりと詰め込んだワンストップフルリノベーションで手に入れる自由で気ままな“男子リノベ”空間」だった。30代シングル男性のための1Rリノベーションで、仕事や食事をすべて同じ空間で行えるよう部屋の真ん中にはブラックチェリーとアイアンを組み合わせたテーブルを設置。コンクリート現しの天井やシルバーダクトの内装に、オーク無垢材の床をあわせ、ミックス感を楽しめる空間となっている。
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