矢野経済研究所(東京都中野区)はこのほど、国内のガーデニング・家庭菜園市場について調査を実施した。2016年度の市場規模は、前年度比99.2%の2231億円だった。近年の同市場は横ばいが続いており、2017年度も同99.9%の2229億円を見込む。
同研究所は、近年のガーデニング・家庭菜園市場について「主要顧客であったシニア層が高齢化に伴い減少傾向となる中、次の消費の柱となる新規顧客の獲得が大きな課題」と指摘。ホームセンターや園芸店、フラワーショップなどの各主要販売チャネルでは、シェア維持・拡大に向けて、各業態の特色を活かした差別化が始まっており、今後さらに進展していくとの考えを示した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。