三協立山(富山県高岡市)三協アルミ社はこのほど、建築やデザインなどを学ぶ学生を対象に開催した「未来のとびらコンテスト2017<大学生版>第3回学生デザインコンペ 」の審査結果を発表した。
今年度は「ずっといたくなるまち」をテーマに「空間についての提案」と「新しい発想の建材提案」を募集。応募総数66作品の中から、最優秀賞、優秀賞、特別賞、三協アルミ賞の計8作品(15名)が選出された。
最優秀賞は、横浜国立大学大学院の田村聖輝さん「環境をハンティングしていくまち」が受賞。「ずっといたくなるまち」を“日常的なふるまいとつながるまち”とし、その土地にあった住み方やアイデア、住人の個性によって家・道が彩られている様子を環境のハントと捉えた。作品では「まちの環境」をハンティングし戦略的に更新することで減災と、より活動的な家と通りを提案している。
なお、今年度より最終審査をプレゼンテーション方式とし、ホテルニューオータニ高岡において最終審査会ならびに表彰式を開催した。審査委員長は西沢立衛氏。
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