不動産事業を全国展開するハウスドゥ(東京都千代田区)は12月15日、欧米の不動産取引で主流のビジネススキームを取り入れた、従来の雇用形態に捉われない登録型エージェント制度「欧米流エージェント」を本格的に募集開始する。
同制度は、不動産営業のプロ(エージェント)が同社と業務委託契約を結ぶことによって、同社の様々な経営資産を自由に活用しつつ、個人事業主として不動産取引を行うもの。米国など不動産流通先進国の取引において取り入れられている仕組みで、売主側・買主側がそれぞれ別のエージェントに依頼し、エージェントはそれぞれの客の代理人として適正かつ効率的に取引を進め、取引の成立により成功報酬を得る。
同制度では、エージェントに対して登録後半年間、営業手当として一定額を固定給として支給する。また、売買契約成立時には営業利益の48%から最大90%のインセンティブを支給する。就業時間などは自由に裁量でき、兼業・副業も可能であるため、個人に合わせたワークライフバランスが選択できる。
同社はまず首都圏を中心に募集を開始し、初年度のエージェント登録数100名を目指す。第1回採用説明会は来年1月11日14時~。会場は同社の東京本社。エージェント募集サイトはこちら。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。