公益財団法人竹中大工道具館(兵庫県神戸市)主催の企画展「千年の甍~古代瓦を葺く」が来年1月より名古屋市でも開催されることが決まった。場所はトヨタ産業技術記念館で、会期は1月20日~3月11日まで。入場無料。
長寿命の古代瓦にスポットを当て、建築という切り口から瓦を読み解く。瓦の葺き方がわかる実寸大の屋根模型や瓦の製作道具、職人が手で書いた瓦の原寸図、瓦を葺く工程などを映像とともに解説する。また、屋根の上にあってなかなか見ることのできない鴟尾(しび)も展示し、目の高さで見ることができる。
今回の企画展では、愛知県陶器瓦工業組合による「三州瓦」のコーナーも特別展示として設けられ、瓦の良さを消費者に知ってもらう絶好の機会となっている。三州瓦の歴史と技術の変遷、現代の竣工例、鬼師の職人技などをパネルや映像で紹介する。
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