アサヒ地水探査(東京都渋谷区)とNTT空間情報(東京都台東区)は12月13日、両社の強みを生かしたサービス連携の強化に合意したと発表した。これにより、NTT空間情報が提供する地番・筆界情報が、アサヒ地水探査が提供する地盤情報データベース「G-Space II」で参照可能となる。
「G-Space II」は地質・地盤や土地、水、環境に関する情報を集約したデータ閲覧サービスで、今回あらたにオプションサービスとして地番・筆界情報を搭載した。ウェブブラウザで地番・筆界の閲覧ができ、クリック地点の地番表示や地番検索も可能。地番・筆界の表示エリアは、東京都全域と首都圏エリア(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、山梨)の住居表示地域だが、今後順次拡大していく予定。
両社は、サービスの連携を強化し、地番整備の拡大や継続した更新をおこなうことで、地盤調査業界、土壌汚染調査業界、不動産投資会社等に加え、デベロッパーや不動産業界等の調査業務や営業活動の効率化・精緻化に貢献していくとしている。
同サービスは、12月31日までをお試し期間として提供する。
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