福井コンピュータアーキテクト(福井県坂井市)は12月12日、「3Dカタログ.com」に掲載された製品の性能情報を取り込み、平成28年省エネ基準に適合した「外皮性能」と「一次エネルギー消費量」の計算が可能な3D建築CADシステム「ARCHITREND ZERO Ver.4.1」を発売する。
新バージョンでは、ZEHをはじめ省エネ住宅設計業務の大幅な効率化と利便性の向上を実現。「3Dカタログ」のサッシ・ドアに、国立研究開発法人建築研究所規定のU値などの性能情報に加え、新たにメーカー試験値U値・η値情報を登録した。
これにより、住宅事業者は、ガラス構成や付属部材ごとに異なるU値・η値情報をメーカーサイトから探す手間が省け、意匠設計データに配置したサッシから「メーカー試験値」を連携し、短時間でより精密な外皮性能計算が可能になる。申請時に必要な「自己適合宣言書」及び「附属書」もワンタッチで取得可能。
販売価格は、基本プログラムが80万円~(税別)、オプションプログラムとなる外皮性能計算(温熱環境計算)が20万円(同)、ARCHITREND省エネナビが15万円(同)。
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