アクロディア(東京都新宿区)は12月12日、同社の「インターホン向けIoTシステム」が富士通(東京都港区)の「ロボットAIプラットフォーム」と連携したと発表した。この連携によって、「インターホン向けIoTシステム」では、インターホンからの画像・音声を処理し、画像を訪問者の顔情報として、音声を文字としてスマートフォンに表示することが可能になる。
例えば「既に過去に訪問してきた人」か「初めて訪問してきた人」かといった付加的な表示が可能になる。また、「同じマンションの他の住居にも訪問している人」といった情報を提供することにより、宅配会社の配送者に対する信頼情報を付加価値的に提供できる。
将来的には、宅配会社等と連携することで、訪問の可能性のある宅配会社の配送者の顔情報を同社のクラウドサーバに登録し、確実に宅配会社の配送者であることを伝えるといった高いセキュリティ機能を持つインターホンサービスの実現も視野に入れる。
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