生活用品製造卸のアイリスオーヤマ(宮城県仙台市)は、法人事業の基盤拡大を図るため、2018年1月から建築内装資材の市場に事業参入する。法人向けLED照明事業を通じて販路を開拓した建築現場での顧客ニーズに応えるもの。投資金額は20億円。製品ラインナップは、天井点検口、手すり、AEDボックス、消火器ボックスなど。販売計画は初年度30億円。
同社はこれらの製品を、LED照明を生産する中国・大連工場で製造することにより、電気部品・金属・木材・樹脂など、様々な素材・カテゴリーの商品供給と、法人向けLED照明を軸とした建築環境への複合的な提案を実現する。大連工場を起点とした独自のプラットフォームを活用することで日本国内への物流効率も高める。
同社は今後、建築内装資材にLED照明を組み合わせたハイブリッド型の製品開発を行うことでラインアップを拡充する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。