楽天LIFULL STAY(東京都千代田区)とオンライン宿泊予約サイトのブッキング・ドットコム(オランダ・アムステルダム)は12月11日、民泊事業での業務提携を発表した。
楽天LIFULL STAYは、今後開設予定の民泊サイト「Vacation STAY(バケーションステイ)」(仮称)に掲載する国内民泊物件をブッキング・ドットコムに供給する。これにより、ブッキング・ドットコムのユーザーは、より多くの日本の民泊施設も宿泊施設の選択肢の一つとしてワンプラットフォームで比較検討ができるようになる。
ブッキング・ドットコムでは現在、229の国と地域で150万件以上の宿泊施設が登録されている。施設のタイプもホテル、アパート、リゾート、ホステルなどさまざまなタイプを取りそろえ、旅行者のあらゆる宿泊のニーズに対応できることを強みとしている。そのうちの半分以上は民泊スタイルで、ホテルタイプよりも速いペースで拡大してるというが、日本の民泊施設は提供数がまだ少ないのが実情という。
楽天LIFULL STAYでは、来年6月の民泊新法施行後、早期の販売開始を目指しさらなる民泊物件の開拓を進める。
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