野原ホールディングス(東京都新宿区)は12月7日、太陽光発電事業のO&M(保守管理)サービス「SunSunGuard20」から、改正FIT法に対応し、太陽光発電事業の運営からO&Mまでを一括管理できるソフトウェア「SSG20管理システム」の販売を開始すると発表した。
同ソフトウェアは、太陽光発電事業者が発電開始から20年の間、事業運営および義務化されているメンテナンス(O&M)を安全・安心・確実に継続することを可能にするもの。クラウドサービスとIoTを活用することで、太陽光発電所の物件データや点検データ、保証書、敷地図など、太陽光発電事業に関わる情報をすべてクラウド上に保存し、データ消失のリスクを回避できる。
点検員は、スマートフォン上で点検項目を確認しながら点検し、簡単な操作で入力、写真撮影を行うため、点検・検査忘れを防ぐことができる。点検時に撮影した写真にはGPS情報が埋め込まれ、写真の信頼性も確保できる。
また、スマートフォンで撮影した点検写真はクラウド上に保存され、写真付きの点検報告書が自動作成される。自動作成機能により、報告書の改ざんを防止できるほか、従来の報告書作成業務の負担を軽減できる。
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