パッシブエネルギージャパン(東京都品川区、C・ドイティンガー代表)は、同社主力のダクトレス第一種全熱交換換気システム「せせらぎ」の新機種を来年2月に発売する。
新機種は、システム中核のファンユニット部を最新型の「ガウスファン03」に換装。送風部に可動翼と固定翼の2層プロペラ構造を採用することで、蓄熱セラミック素子に通過する空気の風量と速度を均質化。これにより熱交換効率の改善・消費電力の削減・高周波ノイズ音の除去を同時に実現する。また1台あたりの最大風量80m3/hと従来より3割増やすことで、これまで延床面積120㎡程度で1棟6台必要だったものを1棟4台に削減でき、初期コストを抑える。
モーター部も基盤とコイルを樹脂により完全被膜することで防塵・防水で最高等級の「IP68」を達成。ファンユニット部をモーターごと食洗機などで丸洗いでき、海岸部で起こりやすかったモーター金属部の塩害錆も解消できるという。
詳しい問い合わせは同社(03-6433-2831)まで。
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