岩手県釜石市、LIFULL(東京都千代田区)、楽天LIFULL STAY(東京都千代田区)の3者は12月6日、釜石市の地域経済の活性化を目的に、空き家利活用を通じた地域活性化連携協定を締結した。3者の資源を生かし、同市における遊休不動産の利活用と観光需要の創出、さらにそれらを推進する人材育成に取り組む。
LIFULLグループは、不動産・住まいに関する知見や「LIFULL HOME’S空き家バンク」などを活用し、同市の空き家情報を集約し、全国に発信する。また、空き家問題の課題解決を推進する「地域おこし企業人」を派遣し、空き家管理・利活用に関する事業モデルの検証や事業開発をサポートすることで、持続可能な体制構築を図る。
楽天LIFULL STAYは、民泊に関する知見を生かし、空き家を利用した民泊施設のモデルケースの開発や、民泊施設への転換・運営支援、集客・マーケティング支援などを行うことで、宿泊環境面から同市の観光需要創出に貢献することを目指す。
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