建築・土木資材の製造・販売事業などを手がける岡部(東京都墨田区)は、特殊なスリット形状を備え、繰り返される大地震にねばり強く耐える木造筋交い用接合金物「ブレスターZ600」を販売する。
同製品は、木造で最も重要な耐震要素のひとつである筋交いに金属の粘り強さをプラスする、木造筋交い金物。本体に設けたスリット加工が大地震時に変形することで筋交いを保護し、“初期剛性の高さ”と“ねばり”を両立させた。面内せん断試験や、兵庫県南部地震で観測された地震波を与える振動台試験を行い、従来の金物に比べて高い性能を確認できたという。建築基準法の規定だけでなく、法令化することが困難な“大変形後の性能”にも配慮した。
同製品の特徴は(1)ビスをすべて45mmに統一、(2)柱接合金物との干渉を防止、(3)スクリュー座金の納まりが向上、(4)省令準耐火に対応し、厚さ30mm以下の床合板の上に設置されるファイヤーストップ材(45mm以下)の上から直接取り付けが可能、(5)壁倍率1.5倍、2倍、3倍に対応、など。資料請求はこちら。
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