一般社団法人健康・省エネ住宅を推進する国民会議は12月21日、高断熱住宅の普及による健康寿命の延伸を目的としたシンポジウムを長野市内のホクト文化ホールで開催する。参加費は無料。
住宅の断熱性が低いことによる、健康への悪影響が国などが行っているいろいろな調査で明らかになりつつある。今回のシンポジウムは、こうした医学・建築学の最新の知見を広く一般に共有することが目的だ。イベント名称は「健康・省エネシンポジウム イン ながの」。
前半は、慶応大学理工学部の伊香賀俊治教授から「住宅と健康」に関する最新の国の研究についての報告と、元・長野県企画幹の田中信一郎氏からこれまでの長野県の環境政策についての説明を通して、「長野型健康省エネ住宅」に関する課題を考える。
後半は、長野県内の「産官学民」の代表者を交えて、分野を超えた連携による「長野県民の健康長寿」推進のための住まい方、「長野型健康・省エネ住宅」実現可能性について話し合う。
詳細・問い合わせは信州の健康・省エネ住宅を推進する会事務局(電話0263-50-5807)まで。
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