ポラスグループのポラスグランテック(埼玉県越谷市)は、埼玉県戸田市に南欧風のデザインで街並みを形成した賃貸住宅「CHOCOLAT(ショコラ)」(4棟、21世帯)を建設し、12月初旬から入居を開始する。同住宅では、施主の意向により非常にユニークなコンセプト、デザインを採用。供給過剰気味で空き部屋リスクが高まっている賃貸市場に新たな風を呼び込む考え。
「CHOCOLAT」は、敷地面積が1692m2(約511坪)。一般的な設計なら25~30世帯の賃貸住宅が建てられるところを21世帯とし、入居者に「長く住みたい」、「家族が増えたら敷地内の広い間取りの部屋に移りたい」と考えてもらえる物件にすることで、長期安定経営に主眼を置いたもの。
中庭を囲む4棟の建物は、「ゲート」「クロック」「テラス」「ヴィラ」とそれぞれテーマを持たせ、4棟で美しい街並みを形成する作りとなっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。