国土交通省が11月30日発表した10月の新設住宅着工戸数は、前年同月比4.8%減の8万3057戸で4か月連続の減少となった。持家、貸家、分譲住宅すべてで減少した。季節調整済み年率換算値は93.3万戸で前月比2.0%減となり先月の増加から再びの減少となった。
持家は実数ベースで2万4807戸、前年同月比4.8%減となり5ケ月連続の減少。貸家も同4.8%減の3万8017戸で5か月連続の減少となった。また、分譲住宅はマンションが前年同月比16.9%減の7489戸、一戸建ては増加し1万1861戸(同5.0%増)だった。
また、同日「新築に関する住宅投資予算額の推計」も発表された。それによると、10月の住宅投資予定額の総計は1兆2536億円で前年同月比2.5%減となった。そのうち、持家は同4.0%減の5714億円、貸家は同5.1%減の3498億円、分譲住宅は同2.7%増の3230億円だった。
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