国土交通省は9月29日、8月の新設住宅着工戸数を発表した。全体では11万1187戸で前年同月比1.8%増と前月のマイナスから再びプラスに転じたが、貸家は17ヵ月ぶりに減少となった。季節調整済年率換算値では129万6000戸。
利用関係別に見ると、持家は3万3624戸で前年同月比6.1%増。2ヵ月ぶりのプラス。
貸家は4万4925戸で同0.6%減。17ヵ月ぶりの減少となった。順調に推移してきた民間資金による建設も同0.7%減と26ヵ月ぶりにマイナスに転じた。
分譲住宅は3万1694戸で同1%増で、2ヵ月ぶりのプラス。マンションは1万9230戸で同1.1%増とプラスに転じたが、戸建ては同2.1%減の1万2005戸で6ヵ月連続のマイナスとなった。
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