トヨタホーム(本社:名古屋市東区)とトヨタすまいるライフ(本社:愛知県豊田市)は6月3日、「スマートハウス」の販売を開始すると発表した。
今回、販売するのは経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選ばれている「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」に参加する実証住宅。全67区画のうち、第1期として14区画の販売を6月3日に開始した。
実証住宅は、愛知県豊田市東山町と高橋町地内の2カ所に、「スマートハウス」による環境配慮型の住宅団地として建設する。
実証住宅には、家庭内の機器や設備を一括管理する住宅エネルギー管理システム「HEMS」と、太陽光発電システム、電力を貯める「蓄電池」を全戸に導入する。また、省エネ・創エネ・蓄エネ機器に加え、プラグインハイブリッド車や電気自動車(EV)などを設置し、HEMSで制御する。
実証用機器は実験期間中、無償で貸与される。一部の機器については実験終了後も継続して使用可能となる予定。実証期間は2011年9月から2015年1月まで。
予定販売価格は4100万円台から。
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