積水化学工業住宅カンパニー(大阪市北区)のグループ会社である東北セキスイハイム不動産(仙台市宮城野区)とヘルシーサービス(千葉市美浜区)は、東北地域で初めての自社運営となるサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)『ハイムガーデン仙台泉』(仙台市泉区)を竣工し、12月7日から開所する。
『ハイムガーデン仙台泉』は、東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授が健康寿命の伸長を目的に提唱する「生涯健康脳」の考え方に基づく「話食動眠(わしょくどうみん)」のコンセプトを導入したサ付き住宅。敷地内に、介護を必要とする高齢者向けの「一番館」(30戸)と、アクティブシニア向けの「二番館」(18戸)の2棟を運営する。
「一番館」では、入居者の介護度の進行の低減、「二番館」では介護に頼らない健康な暮らしの延伸を支援する。将来的に「二番館」の入居者が介護を必要とする場合、「一番館」への転居も可能にし、入居者のライフステージの変化に柔軟に対応することで、住み慣れた地域に住み続けられる安心を提供する。
また、大容量の太陽光発電システムと、電気自動車と電気をやり取りできるVtoHシステム「V to Heim(ヴイ・トゥ・ハイム)」を搭載し、災害等による停電時でも電力を確保する体制を構築する。
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