LIXILグループ(東京都千代田区)は11月24日、同社が設定した温室効果ガス削減目標が、国際的なイニシアチブである「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」によって、科学的根拠に基づいた削減目標として承認されたと発表した。世界のBuilding Productsセクターの企業の中で初めての承認取得という。
今回、SBTイニシアチブから承認された目標は、同グループがコーポレート・レスポンシビリティ戦略の一環として設定する「環境ビジョン2030」のうち、「事業活動による環境負荷」の削減目標とするもの。
具体的には、2030年までに、自社で使用した燃料・電気に伴う温室効果ガス排出(スコープ1、2)を2015年度比30%削減、調達や製品の使用など、サプライチェーン上での温室効果ガス排出(スコープ3)を同15%削減する。
同グループは、目標達成に向けて、効率的なエネルギーの利用や再生可能エネルギーの導入、優れた環境性能を持った製品・サービスやZEHの普及促進を実施する。
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