AGC旭硝子(東京都千代田区)は、創立110周年を記念し、同社のこれまでの歩みや最新技術によるガラスなど様々な素材や加工技術を紹介する展覧会「FEEL!GLASS」を11月26日まで表参道ヒルズにて開催している。
同展では、同社が2015年より参加している世界的なデザインの祭典「ミラノデザインウィーク」で発表してきた3作品を展示。国内外で活躍するデザイナーとのコラボレーションにより制作した各作品を、今回1つの空間に展開させることで、まるでガラスの森に分け入るようなインスタレーションに仕立てている。さまざまな空間に順応し、透明性と開放感を損なわないガラスの個性や新しい可能性を提案した空間構成によって、ガラスの魅力を存分に体感することができる。
2015年作品「GLACIER FORMATION」は、ARTENVARCH (アーテンバーク)川島範久氏、佐藤桂火氏、LUFTZUG(ルフトツーク)遠藤豊氏、qubibi(クビビ)勅使河原一雅氏によるガラスの特性を体験できる映像空間。2016年作品「Amorphous」は、NOSIGNER(ノザイナー)太刀川瑛弼氏、ライティングデザイン岡安泉氏によるガラスによってつくりだされた幻想的なガラスの分子構造模型。2017年作品「Touch」は、倉本仁氏、Raw-Edges(ロウ・エッジズ)による「ガラスに触れる」という視点の体験型展示。
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