東急電鉄(東京都渋谷区)は11月21日、池上線「旗の台」駅において、木造駅の雰囲気を踏襲した「木になるリニューアル」事業に着手すると発表した。池上線ならではのアットホームなデザインと素材を採用した改修工事を行い、2019年春頃の竣工を予定する。
同事業では、東京都内の多摩地区で生育・生産される「多摩産材」を使用し、老朽化したホーム屋根を新たな温かみのある木造ホーム屋根として建て替える。また、待合室の改修によって快適性の向上を図るほか、駅舎の改修を予定する。
同事業の一部は、「平成29年度東京都森林・林業再生基盤づくり交付金事業」の補助により実施する。
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