タマホーム(東京都港区)と栃木県はこのほど、「花粉の少ないとちぎの元気な森づくり協定」を締結した。今後、森林資源の循環利用促進と社会問題化している花粉症対策として「花粉の少ない品種」への植え替えを進め、県民に貢献していくという。協定の期間は2023年3月末まで。
今回の協定により、同社は栃木県がすすめる花粉の少ない森づくりへの取り組みを支援。栃木県は、スギ林伐採後の再造林に際して花粉の少ない苗木を植栽、獣害対策などを実施する。また、同社は栃木県産出材を積極的に利用するとともに、花粉の少ない森づくりへの経費の支援もおこなう。
国産材を住宅建材に使用することは、再造林の促進と花粉発生源の縮減につながるが、同社ではさらに一歩踏み込み再造林時の花粉の少ない苗木への植え替え支援を2016年度より開始。この取り組みによって「ウッドデザイン賞2017」を受賞している。
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