リンナイ(愛知県名古屋市)はこのほど、入浴習慣の実態や健康状態との相関関係を探るため、全国20~70代の男女計960人を対象に「入浴習慣」に関する意識調査を実施した。
浴槽に浸かる入浴を1週間のうち何日行うかを聞いたところ、「7日」と回答した人が43.9%で最多だった。また、入浴時間は平均15.2分だった。冬場の温度設定は42度が最も多く、40~42度がボリュームゾーンであることが分かった。
これらの入浴習慣の結果をうけて、入浴時間と入浴温度を軸に、入浴習慣を4つのタイプに分類したところ、安全かつ健康的な入浴とされる10分以下×40度以下の「健康手抜き風呂」を行っている人は20.4%だった。
そのほか、浴室と脱衣所の暖房環境について聞いたところ、「浴室、脱衣所のどちらにも暖房機はない」と回答した人が全体で約6割だった。年代別に見ると、年代が下がるにつれて暖房機がないと回答する人が増える傾向にあり、20代では約7割にのぼった。
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