岡村製作所(横浜市)は11月8日~10日まで、オカムラ ガーデンコートショールーム(東京都千代田区)にて、「オカムラグランドフェア2017」を開催。オフィス、教育・公共施設、医療・福祉施設などに向けて「働き方改革につながる環境づくり」を提案する。
新たに提案するのは、オフィスファニチュアシステム「Lives(ライブス)」、電動移動書庫の電動モービルラック「Sonicsaver+G(ソニックセイバープラスG)」、ロッカールーム用のドレッシングスペースファニチュア「Respia(レスピア)」など6製品。いずれも12月から来年1月にかけて販売を開始する。
11月7日、フェア開催に先立って行われた記者説明会で、代表取締役の中村雅行社長は「優秀な人材の確保、長時間労働の是正に向けた生産性の向上などの経営課題は、大企業だけではなく中小企業にもその波が押し寄せている。この動きを需要に変えていくことが役割」と述べた。そして、働き方改革につながる環境づくりが需要創造の一つの大きな焦点であるとした。それを具体的な形にしたのが今回発表された6製品といえる。
また、中村社長は2018年4月1日から社名を「株式会社オカムラ」に変更することにも触れ、「カタカナのロゴ『オカムラ』が広く認知されているためそのブランドの統一を図り、さらなるブランド力とグローバル化に向けた企業価値の向上を進める」と社名変更に対する思いも語った。
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