キッチンメーカーのトクラス(静岡県浜松市)は、浜松市総合産業展示館で10月に開催された「遠州バザール」において、地元伝統織物を製作するぬくもり工房(静岡県浜松市)や、デザイナー花澤啓太氏(knot、静岡県静岡市)とコラボレーションした作品の展示をおこなった。
ぬくもり工房製作の「遠州綿紬(めんつむぎ)」を、同社の手塗り塗装技術によって塗りくるんだ作品は「遠州綿紬アートパネル」として展示。布地の温かな風合いと塗装鏡面という異なる二つの表情を楽しむことができる。また、花澤啓太氏による新しいプロダクトシリーズ・暮らしの彫刻「FACE」には、同社の人造大理石技術が用いられている。
同社は、コア技術である、約130年の歴史をもつ塗装技術や40年以上の研究・開発実績をもつ人造大理石素材技術について、新たな可能性を追求。今回の布地製品への塗装作品や外部デザイナーとのコラボレーションは初の試みとなる。
「遠州綿紬アートパネル」「FACE」は、トクラスショールーム浜松において11月30日まで期間限定展示をおこなう。
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