木材で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰し、国内外に発信するための顕彰制度『ウッドデザイン賞2017』の受賞作品250点が10月25日に決定した。応募総数453点の中から、書類審査と審査委員会による審査を経て選出された。
第3回目となる今回の応募作品は、全体が成熟度を増し、「木材を多用する」という表面的な仕様に留まらず、ライフスタイル提案や、社会を巻き込んだ取組みを合わせた上質なデザインが増加傾向だったという。
今後、最終審査を行い、250点の中から最優秀賞(農林水産大臣賞)1点、優秀賞(林野庁長官賞)数点、奨励賞(審査委員長賞)数点を選出する。公式発表は11月20日。表彰式、受賞作品の展示、セミナー・トークセッションは12月7日に東京ビッグサイトで開催する。
また、受賞作品については、「コンセプトブック」とウェブサイトに掲載するほか、全国巡回展での展示も予定する。入賞作品一覧はこちら。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。