国土交通省が10月31日に発表した9月の新設住宅着工戸数は、前年同月比2.9%減の8万3128戸で3か月連続の減少となった。持家、貸家、分譲住宅すべてで減少した。季節調整済み年率換算値は95.2万戸で前月比1.0%増となり3カ月ぶりに増加した。
持家は実数ベースで2万4883戸、前年同月比2.7%減となり4ケ月連続の減少。貸家も同2.3%減の3万7521戸で4か月連続の減少となった。また、分譲住宅もマンション、一戸建てともに減少し4か月ぶりに減少に転じた。前年同月比5.3%減の2万202戸だった。
同日、「新築に関する住宅投資予算額の推計」も発表された。今月より毎月発表される。それによると、9月の住宅投資予定額の総計は1兆2373億円で前年同月比3.7%のマイナスとなった。そのうち、持家は前年同期比3.2%減の5714億円、貸家は同2.2%増の3441億円、分譲住宅は同10.4%減の3156億円だった。
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