都市圏を中心に不動産業を展開するオープンハウス(東京都千代田区)は10月27日、ソフトバンクグループらと共同で、オープンイノベーション「MASACASA!(マサカーサ)」プロジェクトを開始する。
同プロジェクトでは、ITやメディア関連企業が集中する港区のビジネスエリアに位置する同社の一戸建て物件を提供し、未来の家、暮らしの実現に向けた実証実験を行う。幅広い分野、業種の企業・団体に参画してもらい、既存の枠組みにとらわれずアイディアやテクノロジーを「1つの家」に結集することで、イノベーションを生み出していく。コミュニケーションの活性化を図り、様々なイベントも定期的に開催する。
同日時点で、アマゾンジャパン(Amazon Launchpadストア)、アンカー・ジャパン、オムロン、ConnectedDesign、シグマクシス、テレビ東京コミュニケーションズ、電通ベンチャーズ、東京ガス、日本医療機器開発機構(JOMDD)、三菱総合研究所、YKK APなど国内外のベンチャー企業を含む約50社との連携が決まっている。また、引き続き参加企業・団体を募集している。実施期間は来年4月30日まで。
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