関西の不動産・建設情報をインターネットで配信する建設ニュース(大阪市北区)はこのほど、関西2府4県で計画・建設中の建築プロジェクトをGoogleマップ上で一覧できる新サービス「建設マップ」を開発した。「建設ニュース」有料会員サービス、「建設データベース」サービスに続く、第3の有料サービスとして提供開始する。
新サービスは、2015年5月から提供している「建設データベース」の上位版。同データベースに含まれる約7000件のプロジェクトのうち、延床面積が2000m2以上の案件を中心とする約2000プロジェクトについて、位置情報を連動させてGoogleマップ上で表示する。関西2府4県の大部分(人口カバー率で9割以上)を対象とし、戸建て住宅を除く建築物の全用途を対象に情報を収集する。建設中の案件だけでなく、計画・設計中の案件も数多く含まれる。
検索機能では、建築主や建物の規模、建設地などの項目を絞り込むことで、希望の案件を簡単に抽出でき、地図上で一括表示できるほか、データとして出力することも可能。さらに、同社の工事現場を巡回するスタッフが撮影した現場の写真も閲覧できる。
価格は、法人・個人を問わず、1IDあたり月額5000円(税別)、年間一括払いは5万円(同)。
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