積水化学工業(大阪市北区)住宅カンパニーは、積水化学工業の創立70周年記念商品として、新2×6ユニット工法による木質系ユニット住宅「グランツーユーV(ファイブ)」を10月28日より全国で販売開始する。
同商品は、新2×6ユニット工法「W5工法」を導入。天井パネルの設置工事など、建築現場でおこなっていた一部の工事を工場内の工程に取り込むことで省力化・効率化を推進し、高性能・高強度でありながら従来の2×4ユニット工法の商品群と同等以下の販売価格を実現した。
また、これまでの「グランツーユー」シリーズよりさらに強度と施工精度を高めた上、外壁や窓まわりの装飾も豊富に取り揃えるなど、外観バリエーションも拡充。ZEH仕様に対応可能なほか、大容量太陽光発電システム、コンサルティング型ホームエネルギーマネジメントシステム、定置型リチウムイオン蓄電池の3点セットの設置が可能で、エネルギーの自給自足に対応しやすい仕様となっている。
同社は、建物本体価格2000万円前後をボリュームゾーンと想定。一部の販売拠点において実施した6カ月間の先行販売で、約600棟の契約を実現した同商品を「ボリュームゾーン攻略のための商品」として位置づけ、一次取得者層を中心に販売強化を図る。
2018年度の販売目標は2000棟。販売価格は、3.3m2あたり50万円台後半から。
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