ハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)はこのほど、現在の住まいが持ち家ではない全国の20歳~49歳の男女618名を対象に「住宅購入に関する消費者調査」を行った。マイホーム取得の意向があると答えた人(296名)のうち、取得にあたって「不安に感じることが多くある」「不安に感じることがまあまあある」と答えた人は88.9%にのぼった。
不安に感じているという人に対して、不安の具体的な内容について聞いたところ、「無理のない返済計画が立てられるか」が59.3%で最多、続いて「必要な自己資金を用意できるか」(47.9%)、「将来の収入の見通しがたたない」(38.4%)となり、お金に関わることがトップ3を占めた。
また、「マイホーム取得の活動・計画を具体的に進めるにあたって、困難で特に重要だと思うこと」についての質問でも、「無理のない返済計画を立てること」(54.7%)、「必要な自己資金を用意すること」(36.1%)、「将来の収入の見通しをたてること」(35.1%)と、お金に関わることがハードルになっていることが分かった。
マイホーム取得の計画・活動を進めるために住宅会社や不動産会社に求めるものについては、「無理のない返済計画への助言」が47.6%で最も多かった。次いで、「良い場所の土地・物件の提案」(35.1%)、「税制優遇などの活用の助言」(34.1%)が続いた。
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