林野庁は、2005年の木材需給実績見込み(暫定値)を発表した。国産材は1746万m3と前年比5・5%増だった。国内の木材総消費量は8631m3で同3・9%減。国産材の割合を示す木材自給率は20・2%で、前年実績18.4%を1.8ポイント上回った。
2006年の木材需給見込みは、国産材は、製材用が横ばい、合板用とパルプ・チップ用が増加すると見込まれることなどから、前年に比べ約24万m3増の1770万m3の前年比1.4%増とした。円安傾向や米国の堅調な住宅着工による産地高などによるコスト上昇等により丸太、製材品ともに減少するものと見込まれるため。