日本ボレイト(東京都江東区)と一般社団法人日本ホウ酸処理協会(東京都江東区)は11月1日、外来種・アメリカカンザイシロアリを対象としたシロアリ損害保証制度を開始する。ホウ酸による木材劣化対策(防腐・防蟻措置)「ボロンdeガード工法」のもとで提供するシロアリ損害保証に、アメリカカンザイシロアリが対象となる特約(「乾材シロアリ特約」)を追加付保できるようにするもの。
保証の対象は、ボロンdeガード全構造材ホウ酸処理を行った新築物件で、小屋裏・各階の天井裏などにホウ酸ダスティング処理を実施した建築物。保証期間は、施工完了日から3年後の応当日から7年間。定期検査(有償)は、施工完了日から3年後の応当日から遡って6カ月間(免責検査)と、施工完了日から5年後の応当日前6カ月から後18カ月の24カ月間。保証金額は主契約に準ずる。特約手数料は1万円(税別)。
また、両者は工務店を対象とした劣化対策講座を開始する。腐れ、シロアリ、アメリカカンザイシロアリ、対策、法規などについての講習を行い、「劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)」資格を付与するもの。乾材シロアリ特約を利用するためには、「劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)」による竣工までの適切な管理が必要になる。
講習・認定試験の日程および会場は、11月9日=博多(博多バスターミナル・第13ホール)、 11月10日=⻑崎(株式会社クロダ・会議室)、11月21日=名古屋(ABC会議室・第7会議室)、11月27日=東京(フォーラムミカサ エコ・7F会議室)、12月8日=盛岡(マリオス盛岡地域交流センター・180会議室)。時間は10時30分〜16時30分。受講料は一人5000円。
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