国土交通省は10月10日、高齢者世帯等の居住の安定確保等に資する先導性の高いプロジェクトを支援する2017年度「スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」の一般部門の選定結果を発表した。7月14日〜8月21日に応募された7件から、評価委員会の審査・評価結果を踏まえて2件を選定した。
選定事業は、奄美イノベーション(鹿児島県奄美市)などによる「『伝泊と赤木名みんなの広場』観光客・高齢者・障害者・集落住民・子供達が共に集う広場」と、ジュントス・常総復興まちづくり(茨城県常総市)などによる「住んでいた町で最後まで共に暮らす~孤立を防ぎ地域を再生するえんがわハウス」。
今回の募集では、高齢者、障害者、児童等の相互扶助拠点を中心として周辺の空き家活用も含めた事業提案や、水害地域の復興支援を市民参加型できめ細かく活動する提案が評価された。
同事業一般部門の二次募集は10月中旬を予定する。
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