東京急行電鉄(東京都渋谷区)、イッツ・コミュニケーションズ(イッツコム、東京都世田谷区)、Connected Design(東京都世田谷区)の3社は、より豊かで便利な暮らしの実現に向けて「暮らしのIoT」普及・推進の取り組みを強化する。
イッツコムとConnected Designが開発した住宅向けIoTサービス「インテリジェントホーム」において、Googleが販売するスマートスピーカー「Google Home」を介した新機能の提供を開始する。また、東急沿線以外の客にもサービスが利用できるように、販路の拡大を行う。
「インテリジェントホーム」は、Google Homeと連携することにより、これまでのスマートフォンでの専用アプリやLINEアプリ上でのタッチ操作に加え、音声操作が可能となる。また、すでにチャンネル登録をしているIFTTT(イフト、WEBサービス連携プラットフォーム)を介して世界中550種類のアプリやIoTデバイスとの連携も可能となる。
イッツコムは、Google HomeとIoTデバイスの家電コントローラーを組み合わせた「スマートコントローラー」を10月6日に提供開始する。また、楽天が運営する楽天ブックスと、家電量販店のビックカメラにおいて、Google Homeと連携可能な「インテリジェントホーム」のデバイスを組み合わせたDIY型パッケージ「インテリジェントホーム スターターキット」を全国で発売する。
そのほか、東急グループが「暮らしのIoT」を体験できるスペースとして来年3月29日まで東急百貨店東横店内にオープンする「IoTスマートライフステージ」では、10月6日からGoogle Homeを設置し、各種IoTデバイスの音声操作が体験できる機会を提供する。イッツコムの窓口「イッツコムスポット」各店でも、Google Homeと「インテリジェントホーム」、さらにIFTTTを使った多彩な連携が体験できる場を設ける。
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