大建工業(大阪市北区)はこのほど、特定天井対応の耐震天井工法「ダイケンハイブリッド天井」に新たに3グレードの耐震対策製品を加えた。法規制の対象でない吊り天井において一定の耐震安全性を確保するためのもの。既存製品を含む4グレードによって、安全性向上やBCP対策などの幅広いニーズに応える。
新製品(耐震DH18/DH18B/DH18N)は、耐震ブレースの設置数、壁とのクリアランスの有無などによって、それぞれ耐震グレードを設定。一方、メインバーの設置間隔は1800mmに統一し、省施工や部材点数の削減によるコストダウンと、天井裏の配管などの自由度向上を実現できるものとした。設計者は、耐震安全性の異なる3グレードから、耐震性能とコストに応じた製品を選ぶことができる。
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