国土交通省が9月29日に発表した8月の新設住宅着工戸数は、前年同月比2.0%減の8万562戸で2か月連続の減少となった。分譲住宅は増加したが、持家と貸家が減少した。季節調整済み年率換算値は94.2万戸で前月比3.2%減。
持家は実数ベースで2万4379戸、前年同月比7.4%減となり3ケ月連続の減少。貸家も前年同月比4.9%減の3万4968戸で3か月連続の減少となった。
分譲住宅は前年同月比12.0%増の2万728戸で3ヵ月連続の増加。マンション、一戸建てともに増加した。特にマンションは前年同月比33.7%増となった。