構造計画研究所(東京都中野区)は、住宅情報の蓄積・活用を促進するための情報基盤「つなぐハウス」を開発し、来年4月からサービス提供を本格開始する。また、本格開始に先立ち、プレユーザーの募集を開始する。
「つなぐハウス」は、ホームインスペクターの蓄積した住宅状況調査(インスペクション)情報を元に、消費者とサービス事業者をつなぐ新しいポータルサービス。インスペクション業務を効率化するとともに、調査結果をストックし、その後の適切な維持管理や、サービス提供のマッチングを可能にする。
同社は「つなぐハウス」の導入第1弾として、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京都千代田区)との連携事業「木耐協インスペクション」を今年10月1日から開始する。「木耐協インスペクション」では、「つなぐハウス」を活用し、既存木造戸建住宅に対して効率的なインスペクションサービスを提供することにより、物件の不透明性を解消し、中古住宅売買の活性化を図る。
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