北海道でも５件の耐震強度偽装、関与物件は１１２棟

　「非姉歯物件」で新たに耐震強度偽装の物件が発覚した。

　札幌市内の浅沼良一２級建築士が構造設計したマンション５棟で、３月７日札幌市が構造計算書の偽造を確認したと発表した。緊急に退去が必要な耐震基準０・５を下回っている物件はないとしている。

　同建築士が関与した物件は合計１１２棟で、はいずれも北海道内。このほかにも札幌市内の２８棟での偽造を認めており、現在、検証を進めている。