キッズデザイン協議会は9月25日、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動などを顕彰する「キッズデザイン賞」の第11回受賞作品298点の中から、最優秀賞、優秀賞、特別賞など、優秀作品34点を発表した。最優秀賞「内閣総理大臣賞」には、西武鉄道(埼玉県所沢市)と川崎重工業(東京都港区)の「西武鉄道株式会社 新型通勤車両40000系」が選ばれた。
住宅関連では、積水ハウス(大阪市北区)の「積水ハウスの分譲マンションにおける安全・安心のための取り組み」が子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門の優秀賞(一般部門)「経済産業大臣賞」、磯野商会(東京都中央区)/渡辺治建築都市設計事務所(神奈川県川崎市)の「JOHNSON TOWN」が子どもたちを産み育てやすいデザイン部門の優秀賞(地域・社会部門)「少子化対策担当大臣賞」、ヤマダ・ウッドハウス(群馬県高崎市)の「ママは大工さん(住宅施行者育成プログラム)」が同部門の奨励賞(男女共同参画部門)「キッズデザイン協議会会長賞」を受賞した。
今年度のキッズデザイン賞は、ICTを活用した子育て支援の広がりや、子ども・子育て支援新制度により施設関連の応募が多数見られた。2007年の創設以来の総受賞数は2453点、応募総数は4081点となった。
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