日本ホームインスペクターズ協会(東京都新宿区)は、2017年度公認ホームインスペクター資格試験の受験申し込みの受付締め切りを9月29日まで延長する。今月に入り申し込みが集中しているためで、当初より2週間の延長を決めた。
試験は、11月12日に東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡の7会場で実施予定。受験料は1万4000円。
同協会では、ホームインスペクション(住宅診断)の普及とホームインスペクター(住宅診断士)の育成を行っている。公認試験では、中古住宅流通時に重要なアドバイスができる専門家としてのインスペクター育成を目的に、幅広い領域から出題。スキル・倫理観の高いインスペクター輩出に尽力していくという。
なお、2018年度施行の改正宅建業法では、中古住宅取引の際、宅建業者にホームインスペクションについての説明を義務付けており、今後消費者にもその存在や意義が広く知られていくと考えられている。
9月以降、受験希望者を対象に試験対策オンライン講習を実施予定。
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