国立研究開発法人建築研究所(茨城県つくば市)は9月12日、建築物の設備の規格に関する調査をまとめた建築研究資料「建築物の設備・機器のエネルギー効率に関する既存試験方法の調査」を公表した。
同資料は、国土交通省建築基準整備促進事業の一課題である「エネルギー消費量推定に必要となる設備・機器の性能指標の要件と活用方法の検討(2011年~2012年)」を通じて実施された調査を再整理して取りまとめたもの。
同資料の成果は、2013年1月公布のエネルギーの使用の合理化に関する法律に基づく「エネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準」(経済産業省・国土交通省告示)や、現行の基準である建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律および同法律に基づく省令・告示などの技術情報の根拠となった。
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