飯田グループホールディングス(東京都新宿区)はこのほど、ロシア極東地方における木造戸建て住宅の販売を開始すると発表した。ロシア連邦沿海州ウラジオストク市にモデルハウス2棟を竣工した。
同社はロシア極東地方で、 安価で良質な木造戸建て住宅の供給を目指して、木材調達・加工から戸建て住宅の建築・販売まで一貫した体制の構築を進めている。
今回竣工したモデルハウス2棟は、「エコノミータイプ」と「ミドルタイプ」。「エコノミータイプ」は、海外市場向けに開発した新工法を採用。熟練大工がいなくても品質の良い住宅を短納期で建築できるという。建築コストを抑え、低価格での供給を進める。「ミドルタイプ」は、地域性に配慮しながら、日本住宅の品質・快適さを最大限に追求したモデル。
同社は2017年4月からスタートした第二次中期経営計画で海外での戸建て住宅事業を新たな成長戦略の一つとして掲げている。
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