スタイルアクト(東京都中央区)が運営する、新築分譲マンションのセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」はこのほど、マンション入居者を対象に実施した、管理会社に関する「管理満足度調査」(有効回答数=2023件)の結果を発表した。
全体総合満足度(全体満足度と推奨度の平均値)の1位は、野村不動産パートナーズ(73.4ポイント)だった。次いで、三井不動産レジデンシャルサービス(70.5ポイント)、住友不動産建物サービス(70.4ポイント)が続いた。野村不動産パートナーズは、管理会社に対する業務遂行・フロント提案が高く評価され、総合力においても、全体満足度と推奨度の得点が共に全体1位となった。
管理戸数10万戸未満の企業のランキングでは、伊藤忠アーバンコミュニティ、東京建物アメニティサポート、モリモトクオリティが上位を占めた。伊藤忠アーバンコミュニティは、10万戸未満の管理会社のみのランキングで3年連続1位となっている。
そのほか、「管理人」に対する「満足度」を項目ごとに聞いたところ、「挨拶、身だしなみなど(管理人の言葉遣い・挨拶・態度・身だしなみ)」が82.3%、「日常業務遂行(管理人の共用部巡回・駐車場・ゴミ置場整理など業務遂行)」が84.9%と、各項目とも高い評価を得ていることが分かった。ただし、同項目の最上位評価、最下位評価には大きな開きがあった。「対応力」では、最上位評価と最下位評価のあいだに40%以上の差が見られた。
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