全国陶器瓦工業組合連合会(全陶連、東京都千代田区)はこのほど、パンフレット「瓦屋根の耐震性を知る」を作成した。
パンフレットは、全陶連が耐震シミュレーションソフト「WALLSTAT」を用いた屋根瓦の耐震性について検証を行い、その結果を図解や写真を交えてわかりやすく解説したもの。
既存木造住宅の屋根(瓦、スレート、金属等)の耐震性を比較し、また耐震補強を加えた瓦屋根の耐震性も調べた。検証結果は、瓦の重量が耐震性能に与える影響は小さく、耐震補強がなされた建物の場合、瓦屋根に耐震性の問題はないことがわかった。
全陶連では、「瓦が重いから住宅が倒壊した」という風評による誤解を改めるべく、パンフレットを通じて瓦屋根の耐震性に対する正しい情報や知識を普及させたいとしている。パンフレットの問い合わせは、全国陶器瓦工業組合連合会(TEL:03-3263-2840、Email:[email protected])まで。
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