国土交通省は9月1日、「平成29年度(第2回)既存建築物省エネ化推進事業(建築物の改修工事)」の提案募集を開始した。また、9月8日から大阪、福岡、名古屋、東京の4会場で同事業を対象とした「住宅・建築物 省エネ・省CO2関連支援事業説明会」を無料開催する。
「既存建築物省エネ化推進事業(建築物の改修工事)」は、既存建築物の省エネルギー改修等を促進するため、民間事業者等が行う省エネ改修工事・バリアフリー改修工事に対し、事業の実施に要する費用の一部を支援することで、既存建築物の省エネ化の推進及び関連投資の活性化を図るもの。
補助率は、補助対象費用の3分の1。補助限度額は、1件あたり5000万円。設備改修に係る補助限度額は2500万円まで。バリアフリー改修を行う場合は、当該改修に係る補助額として2500万円を限度に加算する。
応募期間は10月12日まで。12月上旬を目処に採択事業を公表する。第3回提案募集の開始は11月頃を予定する。
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