国土交通省は9月1日、「平成29年度(第2回)サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」の提案募集を開始した。また、9月上旬から東京、名古屋、大阪、福岡の4会場で「住宅・建築物 省エネ・省CO2関連支援事業説明会」(参加費=無料)を開催する。
「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」は、省エネ・省CO2による低炭素化、健康、災害時の事業継続性、少子化対策等に係る先導的な技術の普及啓発を図るため、住宅・建築物のリーディングプロジェクトの整備費等の一部を支援するもの。
主な事業要件は、(1)建築物省エネ法に規定する省エネ基準に適合するものであること、(2)材料、設備、設計、運用システム等において、CO2の削減、健康・介護、災害時の継続性、少子化対策等に寄与する先導的な技術が導入されるものであること、(3)2017年度に事業着手するものであること。
補助率は、補助対象費用の2分の1。補助限度額は、新築プロジェクトについては採択プロジェクトの総事業費の5%または10億円のいずれか少ない金額、など。
応募期間は10月19日まで。12月中旬~下旬を目処に採択事業を公表する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。